「どんなことでも占えますか?」にお答えします|占えること・占えないこと、タロットの限界と可能性
こんにちは。Tarot maRの占い師Reenaです🌸
今回のテーマは、よくいただくご質問のひとつ
「どんなことでも占ってもらえますか?」についてです。
占いが初めての方ほど、「これって聞いていいのかな?」「変に思われたらどうしよう…」と、相談内容に戸惑ってしまうことがありますよね。
この内容で売らないってできるんですか?と問い合わせをいただくことも多いです。
でも、悩みって本当に人それぞれで、他の人には言えないようなことほど、自分にとっては深刻だったりもする。
だからこそ私は、「こんなこと聞いても大丈夫かな?」と思っている方にこそ、安心してタロットに触れてほしいと思っています。
このブログでは、私のスタンスを含めて「視れること・視れないこと」について正直にお話ししていきます。
あなたが今、ひとりで抱えているそのモヤモヤに、タロットが寄り添える可能性を、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
よくあるご質問「どんなことでも占えますか?」
はじめに
タロット鑑定をしていると、かなり高い頻度で聞かれるのがこの質問
「どんなことでも占えますか?」
特に占いが初めての方や、過去に占いを断られた経験がある方ほど、事前にこの確認をされることが多いです。
それだけ、相談者の方も慎重になっているし、心を開くことに少し不安を抱えているのだと思います。
私自身は、基本的に「どんなことでもご相談いただいてOK」というスタンスで占いを行っています。
ただし、占いには“向いている内容”と“向いていない内容”があるのも事実。そして、そもそも占ってはいけないテーマというものも存在します。
このブログでは、「占えること・占えないこと」の境界線をわかりやすく、できるだけ具体的にお伝えしていきますね。
基本的に、タロットは“なんでも視れる”というスタンス
私自身の占いスタンスとしては、
基本的に「どんなご相談でもOK」という考え方を大切にしています。
なぜなら、タロットは「人の心の奥」にあるものを映し出してくれるツールだから。
恋愛でも仕事でも家族のことでも、自分でも言葉にできないようなモヤモヤでも
「それについて考えている“あなた自身の気持ち”」がカードに現れてくるんです。
あなた自身も気づいていない潜在的な気持ちを可視化し、このままの気持ちで進んでいくと未来どうなっていくのか、という形で占い結果として現れます。
だから、たとえば
「誰にも言えない恋をしているけど、これって相談していいの?」
「本当は仕事を辞めたいけど、そんなこと占っていいの?」
「今の自分がどこに向かってるのかわからない…それでもいいの?」
そんなふうに、他の人には話しにくいことや、ぼんやりしていることでも大丈夫。むしろ、そういう「言葉にならない不安」を整理するためにこそ、タロットは力を発揮してくれます。
もちろん、人生には正解がひとつではない悩みもたくさんあります。だからこそ、タロットは「未来を当てる」ものではなく、「自分らしい選択をしていくためのヒント」を届けてくれる存在。
「私は本当はどうしたいのか?」
「何が今の私にとって大切なのか?」
その“心の声”をすくい取るのが、私の占いです。
「占ってもらっていいか分からない」と感じていることほど、実は一番視てみる価値があるものかもしれません。
また、潜在意識を可視化するという点からも
人の気持ちを視ることがタロットカードの得意分野でもあります。
あなたの中にある「まだ言葉になっていない気持ち」、ぜひ大切にしてあげてくださいね。
タロットで視れる期間は「3か月~半年先」くらいまで
タロットカードは「今のあなたの気持ちや状況」をベースに、これからの流れを読み取っていく占術です。
そのため、未来を占う場合は 「3か月〜半年先」くらいまでの期間が、もっともカードが正確に反応してくれると言われています。
なぜそんなに先までは視れないの?と思う方もいるかもしれませんが、それには理由があります。
タロットが出してくれる未来は、今この瞬間の選択や感情の延長線上にあるもの。
つまり、日々のちょっとした決断や、心のあり方次第で、未来は簡単に変わっていくのです。
たとえば、「今の職場にい続けるべきか、それとも転職したほうがいいか」といったご相談。
タロットでは、今のあなたが感じていること・置かれている状況をもとに、それぞれの選択肢の未来像を描いていくことができます。
でも、半年後にあなたがどこにいて、どんな気持ちでいるかまでは、実は“今の時点では未定”なんです。
あなたが選んだ選択肢次第で、どんな未来にも変わっていくから。
だからこそ、「未来は変えられる」という前提で、タロットのメッセージを受け取ってほしいと思っています。
「このままだと、こうなりそう」
「こういう方向性を選ぶと、こんな展開がありそう」
そんなふうに、“未来のシミュレーション”として活用してもらうのが一番おすすめです。
ちなみに、半年よりもっと先の出来事については、ライフプランや長期ビジョンといった「方向性」を視ることはできますが、細かい展開や出来事になると少し不確かになっていきます。
そのため、3か月〜半年のスパンで定期的にご相談いただくことで、今の自分にぴったりの選択を続けやすくなりますよ。
でも、占いには「視てはいけないこと」もある
「どんなことでも占えますか?」というご質問に対して、基本的には「YES」とお答えします。
でも、実はタロット占いには “視てはいけないとされているテーマ” もいくつかあります。
それは、倫理的な理由や、お客様の心を守るための配慮から、占い師として線引きしている部分です。
たとえば代表的なものが、ギャンブルや宝くじの当選予想、試験の合否、病気や死に関すること、人の不幸を願う内容などです。
これらはタロットの得意分野ではありませんし、そもそも「占うこと自体がその人の人生を縛ってしまう」可能性があるからです。
なぜなら、占いは誰かを不幸にするための道具ではなく、あなた自身がより良く生きていくためのサポートだからです。
どうしても苦しい思いをしているときは、「その気持ち」を占うことはできます。
“心の奥”を見ていくことは得意分野です。
占えない内容を知っていただくことで、逆に「タロットでできること」の輪郭がはっきりしてくると思います。
そしてその中には、想像以上にあなたを救ってくれるヒントが、きっとあるはずです。
禁止事項①ギャンブルや試験の合否について
タロット占いでは、「競馬は当たる?」「この宝くじ買ったら当たる?」といったギャンブルの結果や、「この資格試験に受かりますか?」といった試験の合否をピンポイントで当てることはできません。
というのも、これらは「偶然性」や「採点者の判断」といった、自分の意思ではコントロールできない要素が大きく関わっているからです。
タロットは、「未来を完全に予言する」ためのものではなく、「どうすれば望む未来に近づけるか」「どんな準備が必要か」といった、選択や行動をサポートするためのものです。
なので、試験などのお悩みについては
「この試験、受かる可能性はある?」
「どんな準備をしておけばいい?」
というご相談であれば、カードはしっかり答えてくれます。
あなた自身がこれから何を大切にし、どんな努力を重ねるかで、未来は大きく変わっていきます。
タロットは、そんな“未来の伸びしろ”を一緒に見ていくためのツールです。
禁止事項②生死に関わる事
「祖父はあとどのくらい生きられますか?」
「私は長生きできますか?」
といった、人の生死に関わる質問についても、占うことはできません。
なぜなら、命に関わることは非常に繊細で、占いが不用意に影響を与えてしまう可能性があるからです。
生死というテーマは、私たちの誰もがコントロールできない領域にあり、その人の人生全体を含んだ深いものです。
それを軽々しく「カードがこう出たから、あと何年」などと伝えるのは、占い師としても絶対に避けなければならないことだと考えています。
ただし、「亡くなった方に未練がある」「死についての恐怖がある」といった心の痛みや感情の整理についてや、「生前のあの人の気持ち」などは、タロットが寄り添える部分もあります。
また、スピリチュアルな部分についてもタロットで展開することが可能です。
生きている“今のあなた”に焦点を当てながら、その気持ちに光を当てていくお手伝いをさせていただきます。
禁止事項③病気の診断や治療に関すること
「この症状、病気でしょうか?」
「治りますか?」
といった診断や医療的判断が必要なことは、タロットでは視ることができません。
それは、あなたの健康や命に関わる重要な内容であり、医学的知識と検査をもとにした専門家の判断が必要だからです。
占いは医療行為ではないため、たとえば「この薬で治る?」「病院に行くべき?」などのご相談もお受けできません。
でも、たとえば「どうして病院に行くことに抵抗があるのか?」「この不安の正体は何か?」といった、気持ちやメンタルに寄り添う視点ではサポートできます。
「診断」ではなく、「不安に向き合うきっかけ」として、タロットを使うことは十分に意味があります。
心がつらいときこそ、自分をいたわる視点でタロットを活用していただけたらと思います。
禁止事項④ 誰かの不幸を願うようなご相談
「〇〇さんが不幸になればいいのに」
「あの人の恋愛が壊れて、自分に振り向いてほしい」
そういった、他人の不幸を願ったり、誰かをコントロールしようとするようなご相談はお受けしていません。
占いは、本来「自分の人生をよりよくするためのサポート」であって、誰かを不幸にするための道具ではありません。
また、他人の気持ちを「思い通りに変えさせる」ような占いも、結果的にあなた自身を苦しめてしまうことが多いです。
もちろん、「つらくて、あの人のことを恨んでしまう…」という気持ちそのものは、否定する必要はありません。
しかし、その気持ちを相手にぶつけて解消しよう、という行動は、どんな形であれ必ず自分に返ってきます。
カードたちは、相談に来てくださった方の気持ちを軽くするサポーターです。
そういった時こそ、「自分の気持ちの正体」や「怒りの裏にある本当の願い」など、心の奥を見つめるためにカードを使うことはできます。
あなた自身がどうすれば癒されるのか、自分を取り戻すヒントを一緒に探すことが、タロットの大切な役割です。
占えないときでも、お気持ちには寄り添えます
占いには「視てはいけないテーマ」があります。
でも、だからといって「ご相談をまるごと否定する」という意味ではありません。
むしろ私は、その奥にあるあなたの気持ちを、何よりも大切にしたいと考えています。
たとえば、試験の合否は視られなくても、「なぜそこまで合格にこだわっているのか」「合格に近づくためのアドバイス」といった、
不安や焦り、期待といった“感情の本音”に寄り添うことや頑張るための後押しなどができます。
「病気かも」と感じる不安の裏にある、“誰にも言えない怖さ”や“過去のトラウマ”があれば、カードはそっとその部分を照らしてくれます。
タロットは、「結果」を伝える道具ではなく、「心の声を受け取る」ためのパートナーでもあります。
「視られない」とお伝えすることはあっても、あなたの抱える重さや切実さを、軽んじることは決してありません。
不安を抱えているあなたにこそ、そっと手を差し伸べるような時間を一緒に作っていけたらと思っています。
どうかひとりで抱え込まず、安心して話しにきてくださいね。
まとめ:「これって占ってもいいのかな?」と迷ったら
「こんなこと占いで聞いてもいいのかな?」
「恥ずかしい内容かも…」
そんなふうに思って、相談するのをためらってしまう方も少なくありません。
でも、あなたが今、本気で悩んでいることであれば、どうか気にせず教えてください。
タロット占いは、今の状況を客観的に見つめなおしたり、自分の中の「本音」に気づくための、とても優しいツールです。
もちろん、占いには“視てはいけないテーマ”もあります。
ですが、それ以外のことであれば、恋愛・人間関係・お仕事・生き方など、かなり幅広く対応が可能です。
もし迷った場合は、まずご相談の概要だけでもメッセージいただければ、お引き受けできる内容かどうか、お伝えさせていただきます。
「これは占えますか?」と聞くこと自体が、すでに一歩を踏み出している証拠。
あなたのモヤモヤに、どうかひとりで悩まず、声をかけてみてくださいね。
おわりに:あなたの悩みに向き合う占いをお届けします(個人鑑定のご案内)
Tarot maRの占いでは、「未来を当てる」よりも「これからをどう生きるか」にフォーカスした鑑定を行っています。
カードを通して見えてくるのは、あなたの心の声と、そこにある“希望”や“選択肢”です。
「このままでいいのかな」「どうしたらいいかわからない」
そんなふうに悩んだときこそ、タロットはとても頼もしい味方になってくれます。
ご相談内容のジャンルに縛りはなく、恋愛・夫婦・仕事・人間関係など、幅広く対応しています。
初めての方もご安心いただけるよう、やさしく寄り添うスタイルで鑑定を行っていますので、どうぞお気軽にお話しください。
ご予約・ご相談は、問い合わせフォームまたは公式LINEにて受付中です。
心がふっと楽になるような時間を、一緒に過ごしていきましょう。
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