がんばらなくていい話|「大丈夫」って言い続けて、しんどくなってない?

query_builder 2025/06/14
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こんにちは、Tarot maRの占い師Reenaです🌸


この「がんばらなくていい話」は、日々いろんなことをがんばっているけれど、「もうちょっとだけ、力を抜いてもいいんじゃない?」って、そんな気持ちをお届けするためのコラムです。


今回のテーマは、「無理して元気なふりをしなくていい」です。


あなたは最近、「大丈夫だよ」「平気です」って、口グセのように言っていませんか?


本当は疲れているのに、泣きたいのに、周りに気をつかわせたくなくて、つい笑ってしまう。そんな“がんばりすぎてしまう自分”に気づいて、ふと胸が苦しくなること、ありませんか?


私自身も、そうやって無理してきた時期がありました。
誰にも頼れなくて、自分のしんどさを後回しにして…気がついたら、心の電池が切れかけていたんです。


だからこそ、今日のテーマを選びました。
「元気なふりをやめたときにこそ、本当のあなたが戻ってくる」

そんな優しい気づきにつながる時間になればうれしいです。

無理して元気なふりをしてしまうあなたへ

はじめに:つい「大丈夫」と言ってしまうあなたへ

誰かに「最近どう?」って聞かれたとき、

「なんか元気ない?」「気持ちしんどくない?」

って心配してもらったとき。


つい「大丈夫だよ」「元気です」って答えてしまう。


その一言の奥には、本当は誰にも見せたくない“しんどさ”や“孤独”が隠れていること、ありませんか?


でも、不思議なことに、「本当はつらいんだ」って打ち明けることよりも、「大丈夫なふり」をするほうが、ずっとしんどかったりします。


なぜなら、“平気な顔を続けること”って、自分の心を置き去りにすることでもあるから。


「大丈夫じゃない助けて」を押し込んで、笑顔を作ることは、とてもきついことです。


「みんなもがんばってるし、私だけ弱音を吐くのはダメかな」
「迷惑かけたくないし、気を遣わせたくない」


そんなふうに、“気づかい”や“責任感”から元気なふりをしてしまう人ほど、実はとてもやさしくてまじめな人です。


でもね、そんなあなたにこそ、伝えたい。
「元気なふりをやめたって、あなたは大丈夫だよ」っ


次の章では、なぜ私たちは元気なふりをしてしまうのか、心のしくみを一緒にひも解いていきましょう。


なぜ私たちは、元気なふりをしてしまうのか?

「本当はつらいのに、笑ってしまう」


そんな経験がある人は少なくないと思います。では、なぜ私たちは“元気なふり”をしてしまうのでしょうか?


その理由の一つは、「迷惑をかけたくない」「周りを心配させたくない」という、やさしさや気づかいです。


特に責任感が強く、人との関係を大切にする人ほど、「弱音を吐くことは甘えかも」「感情を見せたら、面倒だと思われるかも」と、自分の心よりも“周囲の空気”を優先してしまいがち。


また、過去に「そんなの大したことないよ」と気持ちを軽くあしらわれた経験があると、「どうせわかってもらえないし…」という思いから、ますます自分の本音を出せなくなります。


小さな傷の積み重ねが、“笑顔の鎧”を厚くしていくのです。

そしてもう一つ。「強くなければいけない」という思い込み。


どこかで「泣くのは負け」「しんどいなんて言ってはいけない」と刷り込まれてきた人も多いのではないでしょうか。


でも、それって本当に正しいのでしょうか?

どうしていつも強くいなければならないの。たまには弱音くらい吐いたっていいじゃない。


誰だって、しんどいときはある。落ち込むときだってある。
心が疲れたとき、無理して笑うことが「がんばること」だとは、私は思いません。


元気なふりの奥には、あなたの“やさしさ”も“強さ”も詰まってる。
でも、それでも疲れてしまったなら

そろそろ「本音の自分」を大切にしてあげても、いい頃かもしれません。


“笑顔の仮面”が心をすり減らしていく理由

一見、元気そうに見える人ほど、実は誰にも言えない苦しみを抱えていることがあります。


それは、“笑顔の仮面”がすっかり板についてしまって、自分でも気づかないうちに「つらさを押し込めるのが当たり前」になっているから。


仮面をかぶっていると、一時的にはやり過ごせます。

周りから「明るい人」「しっかりしてる」と思ってもらえるかもしれません。


でもその裏で、心の中では「本当の私は、全然平気じゃないのに」と、ずっと叫んでる。


本音と建前のズレが続くと、自分の“本当の気持ち”がわからなくなってきます。


たとえば、急に涙が出てきたり、なんでもない言葉に過剰に傷ついたり、やる気が出なくなったり。
それは、仮面の下で溜まりに溜まった「もう限界…」というサイン。


人は、気持ちを押し殺して生き続けることはできません。
どこかで必ず、心が「ちょっと待って!」って叫びます。

そしてその声を無視し続けると、心のエネルギーがじわじわと減っていってしまう。


笑っている“ように見える”だけで、実は疲れ果てている。

そんな状態になってしまうんです。


だからこそ、「仮面を外しても大丈夫なんだ」と思える場所や人が必要です。


“元気じゃない自分”を認めてくれる存在がいるだけで、心って驚くほど軽くなります。


次の章では、「できない自分を責めること」が、なぜ私たちをさらに苦しめてしまうのか?をお話ししていきますね。

「できない自分」を責め続けると、何が起きる?

「なんでこんなこともできないんだろう」
「もっとちゃんとやらなきゃ」


そんなふうに、自分を責め続けてしまったことはありませんか?


がんばっているのにうまくいかないとき、人は無意識に「自分のせいだ」と思い込みがちです。


でも、うまくいかないことには、いろんな要因があります。


タイミングや体調、周囲の環境、偶然の重なり……
それなのに、“全部自分の力不足”として背負い込むと、心がどんどん疲弊してしまいます。


そして、一番厄介なのは、「責め癖」がつくと“できた自分”さえも肯定できなくなること。


「たまたまできただけ」「もっと上には上がいる」と、自分にダメ出しし続けてしまう。
こうなると、どれだけ努力しても心は報われません。

心の中に“味方”がいない状態では、エネルギーがどんどん減っていきます。

がんばってもがんばっても、「私はまだまだ」と思ってしまう。
自信が持てなくなる。人と比べて落ち込む。やる気が出ない。


そんな負のループに、いつの間にか巻き込まれていくのです。


大切なのは、「できないことがある自分」を、責めずに受けとめてあげること。
それって、“あきらめ”じゃなくて、“やさしさ”なんです。


本当の意味で前に進むためには、まず「今のあなた」を認めることから。


責めるより、寄り添う方が、ずっと力になります。

本当はあなたの中に、ちゃんと“力”はある

「私には何もできない」
そんなふうに感じてしまう日があっても、あなたの中にはちゃんと“力”があります。


その力は、もしかしたら今は小さな光かもしれません。
でも、ゼロじゃない。
むしろ今までずっと、気づかれないところであなたを支えてきた“がんばり”が、ちゃんとあるはずなんです。


たとえば、今日ここまで生きてきたこと。
どんなにしんどくても、朝起きて、ごはんを食べて、人と関わって。
小さなことのようでいて、それってものすごく尊いことです。


心がしんどいとき、最低限のことすら難しいときもある。
それでもあなたは、ここまでやってきた。それだけで、十分すごいんです。


私たちの「力」って、特別な才能や目に見える成果だけじゃない。


傷つきながらも、人を思いやろうとすること。
泣きたいのに、誰かの前では笑おうとしたこと。
どれも、あなたが持っている立派な“力”です。

その力は、自分を責めることで消えてしまう。
でも、自分を信じてあげたとき、ちゃんとまた顔を出してくれるんです。


「私はだめだ」って思うときほど、思い出してほしい。
あなたには、乗り越えてきた過去があって。


今この瞬間も、静かに立ち上がろうとしている、勇気があるということを。

素直になれない自分を、責めなくていい

「本当はこう思ってるのに、言えなかった」

「なんで素直に言えないんだろう」


そうやって、自分の“素直になれなかった行動”を責めてしまうことってありませんか?
でも、それって決して悪いことでも、ダメなことでもないんです。


素直になれないのには、ちゃんと理由があります。

たとえば過去に「正直になって傷ついた経験」があったり、「どうせ言ってもわかってもらえない」と感じていたり。無意識のうちに、自分を守ろうとしているだけなんですよね。


感情を押し込めてしまうのも、傷つかないための“自己防衛”の一つ。だからこそ、「素直になれなかった自分=悪」と決めつけないでほしいのです。


まずは「素直になれない時もあるよね」と、自分をゆるすこと。そうすることで、少しずつ心がほぐれて、安心できる場では本音が出せるようになっていきます。


大切なのは、ちゃんと「素直になりたい」という気持ちがあること。その思いがあれば、タイミングはあとからでもちゃんとやってきます。


焦らず、あなたのペースで大丈夫です。

本音を出せる場所を、少しずつ育てていこう

「本音で話せる相手がいない」

「弱音を見せられない」

そんな風に感じてしまうことってありますよね。


でも、本音って“いきなり出すもの”じゃなくて、“安心できる場所で育てていくもの”なんです。


たとえば、ふとした日常の中で「今日はちょっと疲れたな」ってつぶやける相手がいること。

SNSや日記にぽつんと本音をこぼしてみること。

そんな小さなことから、本音って少しずつ顔を出していきます。


大切なのは、“否定されない場”を見つけること。

自分の気持ちをちゃんと受け止めてくれる人や空間があれば、本音は自然と育っていきます。


もちろん、占いやカウンセリングのような「心の安心基地」もその一つです。


本音は、あなたの心の中にずっとあって、ただ“出し方”を探しているだけ。


無理に頑張らなくてもいいから、まずは「少しだけ吐き出せる場所」を探してみてください。


そして、その場所をあなたのペースで、少しずつ広げていけたらきっと心はもっと楽になっていきますよ🌸

がんばらなくても、あなたの価値は変わらない

「がんばってない自分には、価値がない気がする」
そんなふうに思ってしまうときってあります。

私もそんな風に思うことがあります。


でもね、本当は
あなたが今、息をしているだけで、ちゃんと価値があるんです。


私たちは、知らず知らずのうちに「結果を出さなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」「人の期待に応えなきゃ」と、たくさんの“せねばならない”に縛られています。


そしてそれができなかったとき、「こんな自分じゃダメだ」と、自分の存在までも否定してしまいそうになる。


でも本当は、「がんばっているから価値がある」わけじゃないんです。
「何かができたから、認められる」わけじゃない。


あなたを心から大事に思う人たちは、あなたが頑張っているからそばにいるわけじゃない。

あなたがあなただからそばにいるんです。


あなたの価値は、行動や成果とは関係なく、最初からずっと、ちゃんとそこにあるんです。


疲れているなら、休んでいい。
できない日があったって、それでダメになるわけじゃない。


あなたは、あなたのままで価値がある。
誰かのためにがんばることより、まずは自分をゆるすこと。


「今日はムリだったね、でもそれでも私、よくやってる」って、そんな風に思える自分になれたら、心はきっとふっと軽くなります。


何もしなくても、愛される価値がある。
それを、どうか忘れないでいてください。

おわりに:心の奥の声を聞いてみたい方へ(個人鑑定のご案内)

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

「がんばらなくていい話」は、ただの読みものではなく、
読んでくださったあなたの心に、そっと寄り添う場所になれたら

そんな想いで綴っています。


でも、もし今あなたが
「ひとりで抱えるのがつらい」
「頭ではわかってるのに、心がついてこない」
「わたしはこれから、どうしたらいいんだろう」
そんな風に感じているとしたら

ぜひ一度、タロットの力を借りてみませんか?


Tarot maRの個人鑑定では、ただ未来を占うのではなく、あなたの心の奥にある“声”を一緒に聴いていくスタイルで、じっくりお話をうかがっています。


「誰にも言えない」「うまく言葉にできない」そんなモヤモヤも、カードがやさしくすくい上げてくれることがあります。

どんなあなたでも大丈夫。


泣きながら話しても、途中で言葉に詰まっても、何も決められなくても。
あなたの今に寄り添える場所でありたいと思っています。


ご希望の方は、メニューページから鑑定詳細をご覧くださいね。

気になることは公式LINEや問い合わせフォームからご連絡いただければお答えいたします🌸


あなたと心の奥でちゃんと向き合える時間を、いつかご一緒できることを、心から楽しみにしています。

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