寄り添い相談室Vol.6|『やる気が出ない』『何もしたくない』自分にダメ出ししてしまうあなたへ
こんにちは。Tarot maRの占い師Reenaです🌸
今回の寄り添い相談室Vol.6では
『やる気が出ない』『何もしたくない』自分にダメ出ししてしまうあなたへ
について綴っていこうと思います🌸
「やらなきゃいけないことは、たくさんあるのに…どうしても動けない」
「全部放り出してしまいたい」
「こんな自分、ダメだなあって思ってしまう」
そんな気持ちに飲み込まれそうな日って、ありませんか?
このブログを読んでくださっているあなたは、きっと心のどこかで「このままじゃいけない」と思いながらも、それでも体も心もついてこない…そんなもどかしさを感じているのではないでしょうか。
でも、それって「怠け」なんかじゃありません。
むしろ、それほどまでにがんばり続けてきた証拠。
そしてあなたの心が「ちょっと休ませて」と、必死にサインを出しているのかもしれません。
今回は、そんな「やる気が出ない」「何もしたくない」あなたに向けて。
タロット占い師としてたくさんの方の心に触れてきた私の視点から、“見えない疲れ”の正体と、「今のままの自分」を少しずつ受け入れていくヒントをお届けします。
自分を責めることより、自分を労わる言葉が必要な時って、きっと誰にでもある。
今のあなたに、そっと届きますように。
自分にダメ出ししてしまうあなたへ
はじめに:「何もしたくない」の正体、知っていますか?
「やる気が出ない」
「何もしたくない」
「なにもかもが億劫」
そんな状態になると、多くの人は「自分の努力が足りない」「またダメな自分が出てきた」と、どんどん自己否定に入ってしまいがちです。
でも、タロットで人の心に触れてきた私が感じるのは、「その状態こそが、心のSOS」だということ。
“何もしたくない”という感覚には、ちゃんと理由があります。
それはもしかすると、長い間プレッシャーに耐えてきた疲れだったり、ずっと我慢してきた心の叫びだったり。
表面的には気づけなくても、潜在意識の中ではもう限界が近くて、あなたの心が「ちょっと立ち止まって、私を見て」と訴えているのかもしれません。
この「動けなさ」は、あなたが弱いからじゃなく、強くあり続けてきたからこそ起きている反応です。
「またダメになっちゃった…」じゃなく、「今は回復の時期なんだ」と、少しでも視点を変えられたら、そこからゆっくりでも立て直す力はきっと戻ってきます。
どうして、自分を責めちゃうの?
「今日も何もできなかった…」
「このままだと、みんなに置いていかれそう」
やる気が出ないときほど、心の中には“責める言葉”があふれてきますよね。
でも、あなたが自分に厳しい言葉を向けてしまうのは、「変わりたい」「動きたい」と思っている証拠でもあるんです。
何も気にしていなかったら、責める気持ちすら湧いてこないもの。つまり、自分を責めてしまうその背景には、「本当はこうありたい」という願いや理想がちゃんとあるということなんです。
だからこそ、その理想通りに動けない自分が情けなく思えたり、ダメだなぁと落ち込んでしまったりするんですよね。
でも、そんなときこそ意識してほしいのは、「責めるより、労わる」こと。
心が疲れているときに必要なのは、もっとエネルギーを削るような叱咤激励ではなく、
「よくがんばってるよ」
「今日できたのは、顔を洗ったことだけでもOK」
って、自分に言ってあげる優しさです。
自分を責めてしまう気持ちを「変わりたいって思ってる証拠なんだな」と受け止めつつ、せめて心の中だけでも自分の味方でいられたら
それが、しんどさの中でも少しずつ立ち直っていく力になります。
がんばれない時期にも、ちゃんと意味がある
動けない時期、何もしたくない時期って、「ただのムダな時間」だと感じてしまいがちですよね。
でも実は、タロットを通してたくさんの人の流れを見ていると、この“動けない時間”には大切な意味があることが多いんです。
たとえば、エネルギーが枯渇してしまっているとき。
人って、意識しなくても「そろそろ限界」というサインを本能的にキャッチして、自然と“ブレーキ”をかけようとします。
これはある意味、心と体の「自己防衛本能」なんですよね。
また、“動けない時期”というのは、内側で何かが変わるための「前兆」だったりもします。
外から見える変化は少ないけれど、水面下では新しい方向性や価値観が芽生えていたり、「本当に望んでいること」が少しずつ浮かび上がってきたり。
その芽が育つには、静かな時間や余白が必要なんです。
だから、もし今あなたが「何もしていない自分」に不安や焦りを感じていたら、こう問いかけてみてください。
「今の自分に必要な“静けさ”って、どんな意味があるんだろう?」って。
すると、これまで見えていなかった大事なサインに気づけたり、ほんの少しだけ自分を許す余裕が生まれるかもしれません。
「できない自分」を責め続けると、何が起きる?
「なんで自分はこんなにやる気が出ないんだろう」
「他の人はちゃんとしてるのに、私は…」
そんなふうに“できない自分”を責め続ける日々。実は、それって心にとってかなり負担なんです。
自己否定の言葉は、自分に刃を向けるようなもの。
毎日毎日「ダメだな」「情けないな」って思っていると、少しずつ自信が削られていきます。気づかないうちに「どうせ私なんてだめなんだ」という思考が根を張って、チャレンジする気力さえ奪ってしまうこともあるんです。
タロット鑑定でも、「何をやってもうまくいかない」「自分が嫌いになりそう」という相談を受けることがあります。
話を聞いていくと、その方が“できていない”わけではなく、“自分を責めすぎている”だけだった、というケースはとても多いんです。
そして、自分責めをしていると、心が常に緊張状態になってしまいます。
だから余計に疲れやすくなり、ますます動けなくなる。という悪循環に陥ってしまうのです。
でも、誰だって「何もしたくない日」はあるし、「やる気が出ない時期」もある。
そんなときは、無理に奮い立たせるのではなく、まず「今はこういう時期なんだな」と認めてあげることが、心を守る第一歩です。
「できない私」も、「頑張れない私」も、そのままで存在していていい。
むしろその優しさが、自分を立て直すための土台になっていくんです。
本当はあなたの中に、ちゃんと“力”はある
「何もできない」
「動けない」
「やる気がわかない」
そんな時期にいると、自分の中に“力”なんてないように感じてしまうかもしれません。
でも実はそれ、全然違います。
あなたの中には、ちゃんと“立ち上がる力”が眠っている。
今はまだそのタイミングじゃないだけなんです。
春が来れば花は自然と咲きます。
冬の間に咲かないのは「咲けないから」ではなく、「今は咲くときじゃない」から。
咲くためのエネルギーを蓄えている最中だから。
私たちも同じで、エネルギーが内側に向いているときは、無理に外に出そうとしなくていいんです。
大事なのは、自分の“流れ”を信じること。
タロットカードは、そうした「自分の流れ」を客観的に見せてくれるツールでもあります。
今はエネルギーをためる時期かもしれないし、再スタートの準備期間かもしれない。
いずれにせよ、その“今のあなた”もちゃんと未来に繋がっています。
自分を信じるって、決してポジティブでいなきゃいけないってことじゃありません。
「今日は何もできなかったけど、でもまあ、そんな日もあるよね」
それくらいのゆるさで向き合ってみることが、心の栄養になっていきます。
あなたの中には、まだ眠っているけど、ちゃんと力がある。
そのことを、どうか忘れないでくださいね。
休むことも、前に進むための大切なステップ
「何もできなかった」
「また今日もダラダラしてしまった」
そんなふうに、心が動かなくなるとき。
まるで自分が止まってしまったような、不安や焦りを感じるかもしれません。
でも、忘れないでほしいのは
休むことも、ちゃんと“進んでいる”ということ。
私たちの心と体には“波”があります。
元気いっぱいに動けるときもあれば、まったくやる気が出ないときもある。
それは自然なリズムであって、「やる気が出ないからダメ」なのでは決してないんです。
大きなジャンプをする前に、一度しゃがむ動作が必要なように。
エネルギーをためるためには、立ち止まる時間が必要なこともある。
その“しゃがんでる時間”を、どうかムダだなんて思わないであげてほしい。
タロット鑑定をしていると、よく「この時期は“休むべきとき”ですね」とカードが教えてくれることがあります。
それは本人にとっても腑に落ちることが多く、「あ、休んでもいいんだ」とホッとした顔をされる方が多いんです。
焦って無理に前に進もうとすると、心と体がちぐはぐになって、逆に消耗してしまいます。
でも、“休むことを選ぶ”って、実はすごく勇気のいる選択。休んでる暇なんてないと思ってしまいがちですが、休まなければ最大限のパワーを出すことはできません。
周りと比べてしまいそうになるけど、それでも「今の自分に必要なのは休息」と気づけることが、本当の意味で“前に進む準備”なんです。
止まっているように見える時間も、きっと未来に繋がっている。
今は、自分をいたわって、ちゃんと休む時期なんだと、安心して深呼吸してみてくださいね。
小さなことから「自分の気持ち」にOKを出していく
やる気が出ない、何もしたくない
そんな状態が続くと、「自分の気持ち」がわからなくなってくることってありませんか?
何を食べたいかも、何をしたいかも、なんとなく曖昧で。
そんな“感覚の鈍さ”もまた、疲れている心のサインのひとつなんです。
だからこそ大切なのは、
小さなことから「自分の気持ち」にOKを出していくこと。
たとえば、「今日はコーヒーじゃなくて紅茶が飲みたいな」って思ったら、それをちゃんと選んであげる。
「今日はお風呂じゃなくてシャワーにしよう」とか、「布団から出たくないから、あと5分ゴロゴロしよう」とか。
本当にささいなことでいいんです。
その“小さな選択”を、自分の気持ちに素直に従って叶えてあげることが、少しずつ心をほぐしていきます。
誰かの期待に応えることや、「こうあるべき」に従うことに疲れてしまったときは、まず「私はどうしたい?」を優先してあげてください。
自分を大切に扱うことって、最初はちょっと怖いかもしれません。
でも、それが“回復”のスタートでもあるんです。
そして、タロットカードは、そんな「自分の本音」に気づかせてくれる存在でもあります。
「気づかなかったけど、本当は私、もう無理してたんだな」
そう感じる瞬間に立ち会うことも少なくありません。
小さな“自分へのOK”が、やがて自信や元気を取り戻すきっかけになります。
今日のあなたが「ちょっとこれがしたいな」と感じたなら、それを大切にしてみてくださいね。
あなたは十分がんばってる。だから、もう責めなくていい
「また今日も何もできなかった…」
「みんなはちゃんとやってるのに、私だけ何もできてない…」
気づいたら、心の中でそんなふうに自分を責めていることって、ありませんか?
でもね、その“責めている声”が出てくるってこと自体、あなたががんばってる証拠なんです。
何も気にしてなければ、自分にダメ出しなんてしません。
理想に近づこうとしているからこそ、「こんなんじゃダメ」って思ってしまうんです。
だからまず、こんなふうに悩んでいる“自分の姿”に、気づいてあげてほしい。
その姿は、間違いなく“がんばってる人”の姿です。
もしかしたらあなたは、誰かと比べて落ち込んだり、「もっとできるはず」と期待してしまったりするかもしれません。
でも、今のあなたに必要なのは、「これでいいよ」と自分に言ってあげること。
それができたとき、初めて本当の意味で前に進めるようになるんです。
「何もしていない」ように思える時間にも、心はたくさんのことを感じて、考えて、抱えてきています。
表には見えなくても、それは立派な“がんばり”なんです。
だから、どうか自分を責めないであげてください。
誰かが言ってくれるのを待たなくても、自分で自分に「よくやってるよ」って言ってあげていいんです。
あなたは今、あなたなりにちゃんと向き合ってる。
それだけでもう、十分がんばってるんです。
おわりに:あなたの心の声を、もっと聞いてみたい方へ
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
「やる気が出ない」「何もしたくない」
そんなふうに感じてしまうとき、自分の中にある“心の声”はとても小さくなってしまいます。
でもその小さな声に、ちゃんと耳を傾けてあげることが、自分自身を大切にする最初の一歩。
もしあなたが今、
・何に疲れているのか、うまく言葉にできない
・このままでいいのか、もやもやしたまま毎日を過ごしている
・がんばりたいけど、どう動けばいいかわからない
そんなふうに感じているなら
タロットカードは、あなたの“心の奥にある本音”をそっと照らしてくれるかもしれません。
私の鑑定では、未来を当てることよりも、「どうすればもっと楽な気持ちで生きられるか」「どうしたら自分らしくいられるか」を大切にしています。
カードは、あなたがまだ気づけていない“選択肢”や、“希望のヒント”を見せてくれるもの。
一人でがんばらなくても大丈夫。
あなたの心に寄り添いながら、一緒に答えを見つけていくお手伝いをします。
ご興味のある方は、お問い合わせフォームまたは公式LINEからご連絡ください。
あなたがあなた自身を、少しでも優しく受け止められるようになりますように。
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